藤本智士さんトークイベント

プロジェクトメンバー

Plan
─　小松遥香（日日是好日編集室）

Design
─　安岡奈央

『Re:s』『のんびり』などを手がけた編集者、藤本智士さんのトークイベント

藤本智士さんは、有限会社りすの代表を務める編集者です。

雑誌『Re:s』や『のんびり』の編集長としても知られ、自著に『取り戻す旅』や『魔法をかける編集』、共著には映画『浅田家』の原案となった『アルバムのチカラ』のほか、『ニッポンの嵐』や『みやぎから、』（佐藤健／神木隆之介）『かみきこうち』（神木隆之介）など、多くの書籍の編集や執筆を手がけられています。

そんな藤本さんが、日日是好日編集室小松遥香さんの企画で、「これからの地域編集」をテーマにしたトークイベントでお話ししてくださることになりました。このイベントのリーフレット制作を、ミトネデザインがお手伝いいたしました。

藤本さんが語る「編集」という言葉は、本や雑誌などの活字メディアに限らず、モノや、場所など、広い意味での「編集」を指しています。

このトークイベントの内容が、編集者の方だけでなく、まちづくりや地域の活性化に関心のある方々にも響くよう、デザインやコピーに工夫を凝らしました。背景にはさまざまな形のモチーフを散りばめることで、多様な要素が「編集」されるイメージを表現しています。

また、色数を抑えて学びっぽい雰囲気を持たせつつ、イラストを取り入れることで、編集に馴染みのない方でも親しみやすい印象に仕上げました。

リーフレットの印刷には、美しいインクの発色と独特の掠れやムラが特徴のデジタル孔版印刷を選びました。この温かみのある印刷方法は、今回のイベントの雰囲気にぴったりで、リーズナブルかつスピーディーに仕上げることもできるため、ご提案させていただきました。

今回のイベントは、会場史上最多の来場者を迎え、大盛況のうちに幕を閉じました。わたしたちがその一助となれたことを、とても嬉しく思います。また、多くの方々がお話の内容に共感してくださり、「”編集”することに大きな可能性を感じた」との声もたくさんいただきました。

この反響を通じて、私たちの目標である「編集の可能性を伝える」という目的を達成できたと感じています。今後のさらなる広がりと地域への影響を楽しみにしています。

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